2023年9月22日。
キム・スンミンさん、23歳のお誕生日おめでとうございます!
stray kidsとスンミンさんを好きになってから、わたしの毎日は前よりもっと楽しくなりました。
あなたたちのことを考えると元気が出てきて、自分のようなしょうもない人間でも、ちょっとは世のためにならなければ…と思えます。いつもならやめるところを、あとひとつがんばれるパワーをもらっています。
遠い日本のしがないSTAYの言葉が届くかはわかりませんが、少しでも感謝を伝えるために筆を取ります。
以上、真面目なやつ終わり!
スンちゃんの誕生日だからスンちゃんのことばっかり語っちゃおう。
ということで、わたしはスンミンさんの歌のどこがそんなに好きなのか?について自分なりに言語化してみます。
スンペン、晩夏の自由研究。よろしければお付き合いください。
わたしがスンミンさんの歌声に感じる素敵さは大きく分けて2つあります。
まずひとつは、声自体が楽器としてすばらしい音色をしていること。
そしてもうひとつは歌い回しがオンリーワンだということです!
その2つをこの記事で説明できればいいなと思っています。
スンミンさんの声を楽器に例えるとしたら、わたしはずばりバイオリンだと思います。
バイオリンなどの弦楽器は、弦を馬の毛などでできた弓で摩擦することで音を出します。
この弦って、芯になる素材に細い針金が巻きつけられてできているので、鳴らすと金属音がするんですね。その振動が木製のボディの中で反響して混ざりあい、バイオリンの音色として耳に届きます。
バイオリンの音色の参考として、バイオリニストの葉加瀬太郎さんの動画を添えておきます。
そんなバイオリンのような音色を彼の声から感じるんですよね〜。
どこかキンとした響きがあって、でもそれが決して嫌なものじゃなく、まろやかさとか深みとかと同居している感じ!
すごく豊かに鳴る声だと思います。こんな声を聞いたのは、わたしはスンミンさんが初めてです。
スキズは8人全員が個性あふれるボーカルですが、スンミンさんもオンリーワンで天与の声だと思います。
そんな楽器としてすばらしいスンミンさんの声を味わうにはこちら!
落ちサビ前の「This is what you waiting for〜」のパート、わたしの中でのスンちゃん好きパートランキング堂々の1位です。
バイオリンがソロで躍り出てきたような華やかさを感じます!
公式動画ではないので引用しませんが、サイン会?の合間にさらっとこのパートを歌ってくれたときの動画もめっちゃ好きです。CDが主食ですか?
これは全STAYが325回ずつ聴いているはずなので、言うまでもないんですが…。でもやっぱりこれは外せない。何回聴いても新鮮に良い。このときのスンちゃん、めっちゃバイオリンです。鳴りまくってます。
余談ですが、こういう自論なので「THE SOUND」のメインビジュアルを初めて見たときは大興奮しました。スンちゃんが!バイオリン持ってる!
「THE SOUND」のメインビジュアル、それぞれの楽器チョイスが大大大正解すぎて、それだけで一記事書けそうなくらい好きです。あのビジュアル見るたびに、一人ずつ、わかる!わかる!って指差し確認してしまう。
では続いて好きポイントふたつめ!オンリーワンな歌い回しについてです。
スキズを履修し始めて最初の頃、わたしはスンミンさんの声を聞きながらすごく不思議に思っていました。それは、「ふにゃふにゃ喋っている(歌っている)のに、聞き取りやすい」ところ!これがとにかく不思議で気になって仕方なかったんです。
一体なんででしょう?ということを自分なりに分解してみたいと思います。
まず、大前提として、スンちゃんは滑舌がすごくいい!というのはSTAYには共通認識ですよね。なんてったってスキズの非公式ラッパー。有名なところでいうとこれらでしょうか。
1:20〜
まさかのラッパー2人を抑えて早口言葉で優勝してしまうやつです。早いうえに聞き取りやすい。
11:08〜
これも聞き取りやすい。そのあとの「ラップで世界制覇するよ」がふにゃふにゃのスンちゃんトークでめっちゃかわいい。
以上でもわかるとおり、滑舌がものすごくいい!というのは理解できると思います。
じゃあ、なんであんなにふにゃふにゃでまろやか〜に聴こえるんでしょうか?
いろいろ見たり聴いたりして、自分なりに考えてみた答えはこれです。
①子音が控えめだから
②音の長さをめいっぱい使っているから
①については以下の動画がわかりやすかな〜と思います。
1:42〜
ここのパート、いつもにも増してまろまろしてますよね!?聴いててすごく新鮮でした。トゥク!に「countless new surroundings〜」とかは、「サーラウニーン」みたいに、dの発音がほとんどなかったり。母音の方がよく聞こえます。
これも1番サビのスンちゃんと2番サビのチャニを聴き比べてみたら、tとかsの発音がチャニより控えめな気がします。
2:23〜
「I try to get out but I can’t stop」のところもtが控えめ。
スンミンさんの発声の癖として子音が控えめになることがあって、結果として母音の方がよく聞こえるのかも?でも、滑舌自体はいいので聞き取りやすいんですよね。
例えば、「お腹すいた」を「おああういあ」って言っても滑舌やイントネーションさえよければなんて言ってるかわかるじゃないですか?そういうことなのかな〜と。
かの劇団四季は、言葉をきちんとお客様に届けるために、台詞をすべて母音に変換して言う訓練をしているそうです。スンちゃん、そういうことですか?(どういうことですか?)
②については以下のとおり。
4:13〜
落ちサビのところ、リズムに遅れているわけではないけど、ちょっと後ろ重心な感じでたっぷり歌ってますよね。スンミンさんってこういう歌い回しをよくする印象です。バスドラのリズムが強調されてるこのアレンジで、落ちサビにきてのこれ、めっちゃかっこいい。
0:20〜
体調不良のハニの代打をしてたステージですね。ハニに寄せるんじゃなくて、スンちゃん節全開のラップ!代打パート終えての去り際の余韻もめっちゃいい。代打スンを囲んでニコニコで食材切ってるヒョンたちが良すぎて何度も見てしまう動画。代打でもこういうのをさらっとできてしまう感じ、チームとしての強さを感じる〜〜〜!
29:30〜
被せなし&別メンバーのパートも歌う貴重な歌唱!どのパート歌ってもスンミンになるの、すごいよね…。
音の長さをめいっぱい使って歌うというのも、スンミンさんの歌の癖なのかなと思います。
リズムをバチバチに決めるハニビニとは真逆な感じ。そう考えると、スキズって本当〜〜〜に多種多様なボーカルが集まってますね…。よくこの8人がひとつのグループに…感謝……。
長々と語ってしまいました。でも結局言いたかったのはこれだけです。
スンミンさんは、まず楽器としてすごく素敵な声を持っている!
かつ、滑舌のよさと独特の発声と歌い回しでオンリーワンな歌声である!
そして、わたしはそんなキム・スンミンさんの歌が大好き!ということです。
三行で終わるやんけ。というつっこみはさておき。
スンちゃんの好きポイントを自分なりに分解できてすっきりしたし、すごく楽しかったです。
でもキム・スンミンさんって本当にすごくて…。わたしはここ半年しか彼を見られていないにもかかわらず、どんどん新しい歌声を聴かせてくれているんですよ。地声でハイトーン出すパート増えたよねとか、ファルセット進化してない?とかとか……。もう1秒足りとも目が離せないじゃないですか。おもしろすぎる、キム・スンミン。
あらためまして、キム・スンミンさん、お誕生日おめでとうございます!
23歳もよい1年をお過ごしください。
これからもあなたの歌の世界がどこまでも広がっていきますように!
遠い日本から応援しています!