【好きな曲についてなんか書く②】こぶしファクトリー『辛夷の花』
やる気が出ているうちにいっぱい書いてめんどくさがりを治したい作戦。
ということでシリーズ2個目。がんばるぞ。
先週、こぶしファクトリーの3月末での解散が発表された。
カントリーの傷もまだ癒えないなかでの発表に心がついて行かず、その日は温かくして早めに寝た。今でも無理無理のムリ。
わたしは生で彼女たちを見たことがなくて、いわゆるこぶし組には全然及ばないオタクだ。
でも、こぶしがデビューしたのと、わたしが本格的にハローを追いかけ始めたのは同じ2015年で、結成から今までをずっと見てきたのにという気持ちがさみしさを加速させてしまう。
ベリコンのオープニングアクトで真っ白の衣装で出てきた幼い彼女たちが、華奢な見た目に反してうなりを上げるみたいに歌っていた『念には念』には度肝を抜かれた。
こんなかわいらしい人たちがこんな力強く歌えるんだ!と思ったし、歌詞のユニークさと歌っている彼女たちのびっくりするくらいのの真剣さが合わさるとこんなにわくわくする曲になるんだな!と思った。今でも大好きな曲。
当時まだモーニングしかちゃんと知らなかったわたしに「ハロプロってすごいな」と教えてくれたのがこぶしファクトリーだった。
そこから5年経って、ありすぎるくらいいろいろなことがあったと思うけど、こぶしの歌って根っこの部分は最初からずっと変わっていないなとも思う。
「真剣」「実直」という言葉がこんなに似合う人たちもいないだろう。それは8人でも5人になっても変わらなかったな~。
そんなこぶしファクトリーの楽曲のなかでわたしが一番好きなのはこの曲です。
【好きな曲についてなんか書く②】
作詞・作曲・編曲:星部ショウ
こぶしファクトリー『辛夷の花』(Magnolia Factory[The Kobushi Magnolia Flower]) (MV)
この曲も初めて聴いたときにとても驚いた曲。
フォークっぽくもあり、往年のロックシンガーか?みたいな貫禄がある曲。
最初聴いたとき長渕剛か??ってなった。
ハロプロを見ているとたくさんのジャンルの音楽が耳に入ってくるけど、それでもこんな曲はなかなかないよね。そしてみんなの歌が曲に負けていないのがすごい。
全編ほぼアコースティックギターだけのシンプルな曲だから歌うの自体すごく難しいはずなのに、みんな歌い回し上手だしなんかタメとかもうまいし、こぶしすげえ・・・・・・。
歌詞もすごくこぶしらしくて好き。
http://j-lyric.net/artist/a05a651/l03d356.html
真っ直ぐ
土に根を張り咲いてゆけ 飾りなんかはないけれど
さり気なくって 欠かせなくって そんな人になろう
真っ直ぐ
届く歌を歌ってゆけ 飾る言葉もないけれど
もう一回 もう一回 気持ち込めて
冬のように 凍えてる 人々の心に
春を告げる花になれ
まだ寒い季節に、春の訪れを待つように咲くのが辛夷の花。スッと伸びた枝に咲く真っ白な花が本当に彼女たちのようだなと思う。
2番歌い出しの和田桜子さんが最高なので聴いてください。当時まだ16歳とか17歳だったと思うんだけど、なんだろうこの渋さ・・・?そして優しさ・・・。歌詞がめちゃめちゃ心に入ってくる。あーーーさこちゃんの歌が好きだな・・・・・・。辞めるのを辞めてくれないか・・・。
サビのユニゾンも好きだな~。太くて強い声のなかにたぐれなの可憐な声が混ざり合ってて・・・。たぐれな・・・元気でいるか・・・・・・。
この曲を聴くと元気をもらえるんですよね。
もう解散は彼女たちのなかで決定していること、オタクにはその内情など一生わかることはなくただ応援するしかないとはわかっているんだけど、こぶしの歌をこれからもたくさん聴きたかったな。たぶん気持ちに折り合いなんてつけられないまま3月が来るんだろう。
それでもやっぱりこぶしファクトリーも『辛夷の花』も大好きなんだろうな。
わたしの人生にはこれからも『辛夷の花』が流れてるよ。
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